ESG

ESGの取り組み

ESGとSDGs

ESG(環境・社会・ガバナンス)は、企業の持続的成長を支える重要な指標であり、投資判断や企業評価の基準となります。
SDGsは2015年に国連で採択された2030年までの持続可能な開発目標です。ESGへの取り組みは気候変動をはじめとする社会課題の解決に寄与し、SDGs達成にも貢献します。河野産業は、環境保護、社会貢献、健全な経営基盤の強化に努め、ESGとSDGsの視点から持続可能な未来の実現に貢献します。

環境

持続可能な未来のために

  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • つくる責任つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 太陽光発電の導入

    当社では、早い段階から再生可能エネルギーの重要性に着目し、太陽光発電の導入を進めてまいりました。現在、飯塚営業所に3基、鹿児島県姶良市に1基の太陽光発電設備を設置し、発電した電力は一部売電にも充てられています。

  • 実質CO₂排出量ゼロの電力利用

    事業所内で最も電力を消費する飯塚営業所では、2025年4月より、非FIT非化石証書を用いた「実質CO₂排出量ゼロ」の電力を導入。使用電力をCO₂排出ゼロとして扱い、持続可能な事業運営を積極的に推進しています。

  • FSC認証(森林管理協議会)の取得

    FSC認証は、持続可能な森林管理を推進する国際的な認証制度です。河野産業は認証基準に則った資源調達を実践することで、この認証を取得し、お客様のご要望に応じて基準を満たした製品のご提供が可能です。また、FSC認証取得に併せ、「中核的労働要求事項」への遵守を宣誓しています。

  • 環境に配慮した資材の活用

    当社では、特別なエコ素材を無理に導入するのではなく、ダンボールの適切な利用・回収・処理など、基本的な取り組みを徹底することが環境負荷の低減につながると考えています。また、減プラスチックや再生素材を使用したポリ袋の導入・販売など、無理のない範囲でできることを積み重ねています。

  • エネルギー効率化の取り組み

    河野産業では、省エネ施策としてクールビズを導入し、夏季のエネルギー使用を抑制しています。また、空調設備の適切な温度設定や、省エネ性能に優れたLED照明の採用など、効率的な電力利用を推進しています。

  • ペーパーレス化の推進

    紙の使用を減らす取り組みとして、電子請求書(電債)をいち早く取り入れ、現在では90%以上の取引で活用しています。こうしたペーパーレス化は、業務の効率化や情報の正確性向上、紛失リスクの低減にもつながっており、結果的にGDXの考え方にも沿った取り組みとなっています。

社会

社会への貢献

  • すべての人に健康と福祉を
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 働きがいも経済成長も
  • AEDの設置と啓発活動

    当社は「一家に一台AED推進委員会」に所属し、AEDの設置とその重要性の啓発活動に積極的に取り組んでいます。単に社内に設置するだけでなく、本来必要とされる“家庭”への普及を目指し、命を守る意識の拡大に努めています。

  • 防災資材の備蓄と緊急支援体制

    河野産業では、土のう袋やブルーシート、ダンボールベッドなどの防災資材を常時在庫として確保しており、災害時にも安定した供給が可能です。特に九州地域では自社配送を活かし、現場の状況に応じて、必要な資材を迅速かつ的確にお届けできる体制を整えています。

  • 地域防災教育への支援

    当社では、近隣の学校からの要請に応じて、防災学習用のダンボールを無償提供する支援を行っています。地元企業として、小さな支援でも地域防災の意識向上につながるよう、今後も継続して取り組んでいきます。

  • しめ縄文化の継承と講師活動

    当社では、ICPAの「しめ縄プロジェクト」に参画し、専務が認定講師として講習を実施しています。包装資材の原点ともいえる藁を使ったしめ縄を通じて、日本の伝統文化を伝える活動に取り組んでいます。また、しめ縄制作に使用する藁を購入することで、米農家の支援にもつながる取り組みとなっています。

  • キャリア教育の支援への参加

    子どものキャリア教育支援教材「ジョブレンズ」に応援企業として参加しています。世の中にどのような職業があり、何をしているのかを学ぶ、子どもたちの職業観を広げる活動です。動画教材を通じて、「卸売」という仕事の仕組みや、私たちの業務内容について紹介しています。

  • みらいプロジェクト実行委員会

    「みらいプロジェクト実行委員会」に参加し、お仕事参観に賛同する企業の輪を広げる活動を行っています。お仕事参観とは、子どもたちが親の職場を訪問し、実際に働く姿を間近で見学する取り組みです。共働き世帯が増える今、家族の絆を深め、子どもたちの未来に希望を届けたいという想いで活動しています。

  • 働きやすい職場環境づくり

    令和5年度より完全週休2日制を導入するなど、働きやすさを実感できる職場づくりに取り組んでいます。コロナ禍で中断していた社員旅行も再開し、社内のつながりや企業文化を育む大切な機会として、今後も継続していく方針です。

    • 定時退社の取り組み
    • 完全週休2日制
    • 有給休暇取得の促進
    • 社員旅行
    • 事務所のBGMとしてUSEN音楽を採用
  • 租税教室講師活動

    博多法人会に所属し、小・中学校で税への正しい知識と理解を深める授業を実施しています。子どもたちにとって、身近でありながら意外と知らない「税を納める理由」や「納めた税の用途」を、授業を通して伝えています。

  • 地域スポーツ・エンタメの支援

    河野産業は、ドゲンジャーズ九州プロレス福岡ソフトバンクホークスのパートナー企業として、地域に根ざしたスポーツ・エンタメ文化を応援。地元のにぎわい創出や活力ある街づくりに積極的に取り組んでいます。

ガバナンス

健全なガバナンスの強化

  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 平和と公正をすべての人に
  • 生成AI活用による業務改革

    生成AIの業務活用にいち早く着手し、2024年7月には社内でリスキリング研修を実施しました。社員一人ひとりのITリテラシーを高め、変化の激しい時代にも柔軟に対応できる組織基盤と、健全なガバナンス体制の構築に取り組んでいます。

  • デジタルツールによる業務効率化

    積極的にデジタルツールを導入し、業務におけるパフォーマンス向上を図っています。離れた拠点間でのグループ会議や採用選考前のカジュアル面談にはZoomを活用し、移動の負担を軽減することで業務効率化を実現しています。

  • 次世代支援のための私募債発行

    西日本シティ銀行様取り扱い「次世代ワークスタイル応援私募債『ミライへの路』」を発行いたしました。
    取り組み内容は第三者認証を受けており、今後とも社員とその家族が充実した日々を送れるよう、設定した目標の達成に尽力してまいります。